くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

読書

経済セミナーが話題になっていない

日本評論社から出ている経済セミナーの特集は大別して時事ネタ(世間の注目を集めている分野)か経済学分野の解説に分けられます。最近の経済セミナーの特集は時事ネタが多いと個人的に思っているのですが、ネット上で誰も話題にしていない!*1 もちろん私は常…

岡山本の虫クラブ(2015年11月例会)に参加しました

ひさびさの参加。 今回は、『Mr Babe』、青崎有吾『体育館の殺人』、『水族館の殺人』、『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』、R・レビンソン『刑事コロンボ 13の事件簿』を紹介しました。お、今回はミステリ分が多めのラインナップだ(笑)。 本の虫クラブ終了後、少し…

風呂でタブレットを使用する

ご多分に漏れず、私もタブレットで電子書籍を楽しんでいます。 以前から風呂で読書を楽しんでいますが、さすがに電子機器であるタブレットを風呂で使うのは躊躇してしまいした。しかし、ネットで「防水機能がついていないタブレットを風呂で使うためにはタブ…

岡山本の虫クラブ(2015年5月例会)に参加しました

今月も18時からの開始でした。今回は男性の参加が多く、そういう意味では珍しい会になりました。 今回は岩波ジュニア新書の怪談アンソロジー集『八月の暑さの中で』、『最初の舞踏会』、そして『将棋 珍プレー、好プレー集』を紹介しました。今年はすでに真…

岡山本の虫クラブ(2015年4月例会)に参加しました

1年以上ぶりの参加。昨年は操法練習などがあって忙しかったからなあ。 今回は、昨年出たカー先生の新訳もの3冊――『三つの棺』、『テニスコートの殺人』、『殺人者と恐喝者』――と『美貌格差』を紹介しました。 次回は5月30日(土) 18時からです。くわしくは岡…

『カーネル・サンダース自伝』感想

一昨年に日本KFCから公開された『世界で最も有名なシェフ カーネル・サンダース自伝』をようやく読みました*1。この自伝は日本KFCのサイトから無償でダウンロードできます。 きょうもカーネルの調理法(日本KFC) いやあ、おもしろい。幼いころに父を亡くし10…

イオンモール岡山に入る書店は「未来屋書店」?

今年の11月にイオンモール岡山が開店します。本好きとしてはイオンモール岡山にどこの本屋が入るのかが気になるところ。 イオンモール岡山の求人ページを見てみると「未来屋書店」が求人を出しているので、これが入るのかな?未来屋書店・みらいやのもり(イ…

スノードン&ヴェイン著『マクロ経済学はどこまで進んだか』を借りたのだけど……

先日、県立図書館で著名なマクロ経済学者のインタビューをおさめたスノードン&ヴェイン著『マクロ経済学はどこまで進んだか』を借りました。 家に帰ってネットでの評判を確認するために本書を検索してみたところ、himaginaryさんの次のエントリーがヒットし…

高速道路の調査に来たのは……

昨日、ツイッターで「竹森俊平先生の新刊を読みます」とつぶやいておきながら、一緒に買った山岡淳一郎著『インフラの呪縛』を先に読んでいます。いやあ、これがおもしろい!本書は主に戦後直後からのインフラ整備、ダム(治水)(第1章)、道路(第2章)、鉄道(…

白川浩道著『孤独な日銀』感想

本書は日本銀行出身のエコノミストである白川浩道氏による日銀の組織に焦点を当てた本です。 日本銀行の中の人が優秀なのは間違いないでしょう。「日本銀行には優秀な人たちが集まっているのに、なぜデフレを脱却できないのだろう?」という疑問は大昔からリ…

経済セミナー最新号(2014年2・3月号)が届いた

定期購読をしている経済セミナーの最新号が届きました。今月号のテーマは「医療・健康と経済学」。恒例の巻頭対談は西内啓氏と野口靖子先生。まだ対談の部分しか読んでいませんが、その対談が非常におもしろい! 対談のタイトルは「データを生かした医療政策…

清家篤著『雇用再生』感想

はじめに 本書は批判されがちな日本的雇用制度((新卒一括採用を経た)終身雇用、年功賃金、企業別労働組合)を説明しながら、これからあるべき雇用制度のあり方を述べた本です。 本書は一般向けの本であり、記述も具体的で平易。それに著者のスタンスが素晴ら…

本の虫クラブ(2014年1月例会)に参加しました

本日の参加者は6名。先月に引き続き少し寂しい例会でした*1。 今回は河口俊彦著『大山康晴の晩節』を紹介しました。河口氏の文章はやや苦手だが昭和の棋士を描く筆致は素晴らしいの一言。良い伝記です。 次回の例会は2014年2月16日(日)13時30分からです。く…

湯本雅士著『デフレ下の金融・財政・為替政策 中央銀行にできることは何か』感想

本書は少々お高い(3,000円+税)ですが、リーマンショック以降の各中央銀行(FRB、日銀、ECB、BOE)の政策を概観し(第1章)、伝統的金融政策、非伝統的金融政策および為替政策の解説(第2章)、金融政策と財政政策の関わり(第3章)、中央銀行のコミュニケーションに…

湯本雅士著『デフレ下の金融・財政・為替政策』は序文からおもしろい

本の虫の帰りに岡山県立図書館に寄って湯本雅士著『デフレ下の金融・財政・為替政策』、岩田規久男、浜田宏一、原田泰編著『リフレが日本経済を復活させる』、『ジョーンズマクロ経済学2』を借りました。 さっそく評判の高い『デフレ下の金融・財政・為替政策』…

本の虫クラブ(2013年12月例会)に参加しました

今日の参加者は5名。年末ということで参加者は少なめ。その分濃い(?)話ができたと思います。 年内の活動はこれで最後です。次回は2014年1月13日(月・祝)13:00からです。くわしくは岡山本の虫クラブのフェイスブックもしくはpieniのサイトでご確認ください。

岡山本の虫クラブ(2013年11月例会)に参加しました

今回も10人ぐらいの参加だったかな?私は『シェークスピアは誰ですか? 計量文献学の世界』と『イメージと読みの将棋観1・2』を紹介しました。 さて、帰りに昨日出たカーの新訳を買いにジュンク堂書店岡山店へ。一応目当てのものは買えたのですが…… 年末でい…

岡山本の虫クラブ(2013年10月例会)に参加しました

(カメラを忘れたので写真はなし) 今回は『宇宙からの帰還』、『意志力の科学』、『5手詰めパラダイス』を紹介しました。今月はミステリの紹介はなし。まあ、たまにはね。 次回は11月30日14:00からです。くわしくは岡山本の虫クラブのフェイスブックもしくはp…

岡山本の虫クラブ(2013年9月例会)に参加しました

今回は『貴婦人として死す』『ユダの窓』『刑事コロンボ 13の事件簿』『完璧な犯罪』『蒼ざめた時間』を紹介しました。うーん、ミステリばっかりだ(^_^; 次回は10月19日 15時30分からです。開催時間がいつもと違うので参加される方はご注意ください。くわし…

30歳にして初めて岡山県立図書館を利用する

先日、30歳にして初めて岡山県立図書館を利用しました。「今まで利用してなかったの?」と、思われるかもしれませんが、ここから往復1時間以上もかかるためデブ症出不精の私は利用したことがなかったのです。 さて、本棚を見てみるとなかなかの充実ぶり(当た…

岡山本の虫クラブ(2013年8月例会)に参加しました

今回は『遠野物語と怪談の時代』と、『ヤル気が出る!最強の男性医療』他を紹介しました。 会の後、ミステリ好きの方と「エラリー・クイーンってどうもねー」という話で盛り上がる。でも、世間一般だと評価高いんだよなあ……。そろそろ読書の秋だし(?)、今年…

本の虫クラブ(2013年7月例会)に参加しました

今日の参加者は7人。これまで私が参加していたときはだいたい10人前後だったので、今月は少ない印象。 今回は、「yuurei attack」、「youkai attack」その他アラサー本を紹介しました。今月はだいたいいつも合うミステリー好きの人が来ておらず、ミステリー…

翁邦雄著『日本銀行』を読んだ(追記あり)

本書は、中央銀行の歴史からはじまり、中央銀行の役割、日本銀行の実務、そして日本の金融政策の変遷を戦後から現代までを振り返り、クルーグマンのデフレ脱却案*1を解説から、現代中央銀行が行っている非伝統的金融政策を説明し、最後に黒田総裁が4月4日に…

『意志力の科学』(ロイ・バウマイスター他著)を読んだ

我が国に資源はないが、精神力という資源は無限にあるのであります ――不詳*1 精神論が嫌いな私はどうもこの手の言葉はうさんくさげに感じていたのですが、読んでみるとなかなか興味深かったです。 本書で言う意志力はさまざまな誘惑に惑わされずに行動する力…

本の虫クラブ5月例会の開催日が変更されています

岡山本の虫クラブのフェイスブックを見て気づいた。開催日が5月26日13:00から5月25日13:00に変更されている。 岡山本の虫クラブ(フェイスブック) というわけで、参加される方はご注意ください。私は地区の運動会で走らなければいけないので今月の例会には参…

岡山市民は読書がお好き?

岡山県庁のサイトで「平成24年度岡山市の家計調査」が公開されました。家計調査(平成24年平均 岡山市分)(岡山県庁) そこにに「岡山市の消費ランキング」というのがあります。岡山市の消費ランキング(岡山県庁)(*Excelファイルです) ボーッと眺めたのです…

本の虫クラブ(2013年4月例会)に参加しました

今回はメディアファクトリー新書の『死体入門』、『数学で犯罪を解決する』、『この謎が解けるか?鮎川哲也からの挑戦状』を紹介しました。最近はミステリばっかりだ(笑)開催日を修正(2013年22時28分) 次回は5月25日 13:00からです。くわしくは岡山本の虫ク…

やっぱり本屋は危険

そういえば、本の虫クラブへ行く前に岡山の丸善に寄ったのですがやっぱり危険だね。「何が」って?それは欲しい本がたくさんあること(笑)。これじゃ、お金がいくらあっても足りないよ*1。 前にも書いたことがあるけど、本屋へ行かないことが一番の節約だな(…

本の虫クラブ2012年12月例会に参加しました

ひさびさの参加*1。今回は野内良三著『日本語作文術』と須永朝彦編訳『江戸奇談怪談集』を紹介しました。 会が終わったあとは、ミステリ好きな人とミステリ談義。やっぱりミステリは楽しいね(笑)。 次回は2013年1月27日(日)の13時からです。くわしくは部長さ…

武田ランダムハウスが破産

出版の武田ランダムハウスが破産 負債9億3千万円(47ニュース) 出版社の武田ランダムハウスジャパンが東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが17日、分かった。東京商工リサーチによると、決定は12日付で負債総額は9億2600万円。 ティム・…