日銀は８〜９日に開いた金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を０〜0.1％とする事実上のゼロ金利の維持を決めた。国債などを買い入れる基金の規模は70兆円に据え置いた。決定はいずれも全員一致。会合後の公表文では金融政策の運営方針として「資産買入等の基金の着実な積み上げを通じて間断なく金融緩和を進めていく」と強調した。
日本経済については「緩やかに持ち直しつつある」との見方を示した。外需の減速が長引いているものの、内需が堅調に推移していることを指摘し、前回７月会合に示した判断を据え置いた。先行きは「緩やかな回復経路に復していく」との見通しを改めて確認した。
FRBもECBも現状維持だったしね。いまの金融政策が妥当だと判断している日銀としては現状維持になるのは仕方がないか。早く来年の3月にならんかな。とはいえ、総裁が変わったからと言って、日銀という組織がそこまで変わるとは思えないんだよなあ。
