くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

金融政策は当面現状維持

日銀 金融政策は当面現状維持(NHKニュース)

日銀は21日、金融政策決定会合を開き、先月末に行った政策金利の引き下げの効果を見極める必要があるとして、今の金融政策を当面維持することを決めました。

日銀は21日までの2日間、金融政策決定会合を開き、当面の金融政策について政策目標としている短期の市場金利を0.3%前後に誘導する今の政策を維持することを全員一致で決めました。また会合では、景気の現状について、金融危機による世界経済の悪化によって輸出が減少していることなどから「停滞色が強まっている」と判断を維持しました。景気の先行きについては、「回復への条件が整うには相応の時間を要する」としたうえで、金融機関の融資姿勢が慎重になるなど企業の資金繰りが一段と厳しくなる懸念があるという認識で一致しました。一方、物価については、石油製品や食料品の価格が落ち着いてきたことから、消費者物価の伸びは低下することが予想されるとして、日銀は当面先月末の金利引き下げの効果を見極めながら景気が想定以上に悪化するリスクに注意していくことになりました。

 当面っていつまでだろう?昔読んだスティグリッツの入門経済学には、金融政策の効果が現れるまで早くとも約半年かかると書かれていました。ということは、来年の5月ぐらいまで見守るだけのかなぁ?