ヨラム・バウマンのマクロ経済本に次のような記述があります。
「(アメリカ経済の歴史を振り返る場面)……同じ多くの経済学者は、第二次世界大戦の大規模な赤字の財政支出で大恐慌が終わったと考えている」*1
それでは、どれくらいの政府支出があったのでしょう。バロー先生の『バローマクロ経済学』に米国の政府支出のグラフが載っているので転載。
うん、たしかに「どーん」っと増えてる。そりゃこれだけの規模の政府支出をやれば景気は回復するだろうな。「戦争」はやだから、なにか「戦争」以外でどーんっと政府支出を増やすものないかな*2。
あとは、宇宙人に地球を攻めてもらおうか。そうすりゃ、地球規模での財政拡大でいまの世界恐慌も終わるよ(笑)。全面戦争はやだから、プロレス方式であらかじめ台本を仕込んでおけば完璧(笑)
とりあえず、宇宙人にはまず日銀本店と財務省を……(以下略)