続･続・みんなの党は期待できそう

　16時頃相撲中継を見ようとテレビをつけたら国会中継が流れていました。「あらら」と思って見て見ると、ちょうどみんな党渡辺喜美代表が「デフレ脱却」について白川総裁に質問をぶつけていました。その方法も、「リーマンショック以降のFRB,ECB,日銀のバランスシートの推移のグラフ」や、「消費者物価指数の推移のグラフ」等、どこかで見たことがあるグラフ(笑)を提示して、「日銀はデフレターゲットを採用している！」とまで言っちゃてるし。

　菅副総理兼財務相に対しては「どうして日銀に乗り込んで『政府日銀ともにデフレ脱却を目指そう。』といえないのか?」という質問。しまいには、「昨年末、私たちは日銀法改正案を提案した」とまで言ってた*1。

　デフレ質疑の後に成長戦略について質問していましたが、「財政金融一体の対策の延長線上に、経済成長戦略がある」と、まずはマクロ経済の安定が一番という姿勢が見えて非常に良かったです。

　ひとつ難点を挙げるとすれば、しゃべり方でしょうか。つまり、つまりしゃべるのは、癖なのか緊張してたのか、どちらにしてもあまり安心して見れませんでした(笑)。

*1:ちなみに改正案とは、政府、日銀が共通に目指すアコード制定し、その目標を達成するために政府が、日銀に中小企業債券等の購入をお願いするという案