1994年の就職戦線
以前に予告したどおり、1994年の就職活動状況を伝える記事を紹介します。ソースは1994年7月2日付の山陽新聞です。
1994年に就職活動をしていた人は大卒なら現在39歳、高卒なら現在35歳ぐらいだと考えられます。ちょうど就職氷河期といわれる世代の初めに属する人たちです。
当時の就職戦線も厳しいものだと言うことが紙面から伝わってきます。私が驚いたのは、当時からワークシェアリングという言葉が使われていたこと。本当、「いまの記事です」と言っても通用するかも。
当時といまの違いは、就職活動時期の違いかな。当時は4年次の7月1日から会社訪問スタートだったみたい。ということはいまのような就職活動スタイルはつい最近にできたと言えるかも。
就職活動の他にも興味深い記事があります。まずは円高時代を背景に雇用が変わりつつあるという記事。
円二ケタ時代……いまのこと?じゃなくて、17年前の記事です。そういえば「円が85円になった」って、大騒ぎしたのも当時だったかな?いまはもっと進んでいるけどねorz
次、パソコン通信を選挙活動に活用せよという提言記事
郵政省研究会というのが時代を感じさせますが(笑)。当時からネット*1を活用した選挙活動が研究されていたんだなぁと感慨ひとしお。もちろんいまだネットで選挙活動は解禁になっていませんがorz(何年かかっとんじゃい)。
以上、1994年の新聞紙面からでした。