くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

自分がどういう社会を望んでいるか語って欲しいな

 10週ぐらい周回遅れの話題。

 最近、リフレ政策を主張している人の中で、右派的な人の主張を取り上げて、「リフレ派右翼(極右)」だとか、まったくリフレとは関係ないことを取り上げて、「リフレ派こんなにトンデモな主張を支持している集まり!」なんていう人がいるけど、昔、矢野浩一先生が言っていたように、リフレ派あくまで「消費者物価指数をある一定の範囲を目標とした金融政策を行いましょう*1」ということを支持する集まりだし。

 それが達成されたあとどんな社会を望むかは人それぞれだ。リフレ派を批判している人って、「○○だからリフレ派はダメだ」という人は多いけど、「私はこういう社会を望む」という人は少ない気がする。「ダメだ」といわれると、「ああ、そうですか。」としかこっちも言えない(笑)*2

 私が望む社会?それはね、多少いい加減な人でも生きていける社会ですよ。景気が好転すれば労働需給が必ず逼迫する、そうすれば私のようないい加減な人物でもどこかに潜り込めるかも。ただでさえ、若い人が言えない過疎の町だ。景気が好転して、人不足になればどこかに潜り込める道が開けるだろう(笑)。

 あと、景気のいい雰囲気が好きだしね。私が体験した景気拡大期は2000年代後半のショボイ奴だったけど、あの頃の雰囲気は今ほどギスギスしてなかったような気がするし、面白いサイトやサービスが出てきたもんね(ネットの隆盛期だったせいかもしれんが)。

 リフレ派を批判している人はどういう社会を望んでいるんだろう。興味がある。

*1:通常コアコアCPI3%±1%

*2:しかもまったく自分自身当てはまらない見当違いの批判を目にしたときには、どうしたらいいか途方に暮れてしまって沈黙するしかない。