くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

公務員を困らせるとっても簡単な方法

実はたっぷりもらっている公務員のボーナス この不況時でも失業の不安なく、高額支給(JB Press)
RSSをチェックしてたら、公務員はもらいすぎという記事を見つけたので公務員を困らせる方法を考えてみました。それは


高い経済成長を目指す


 これで、公務員の人は困りますよ。なぜって?民間より給与の伸びが遅いから。うちの親(地方公務員)はよく「昔、(地方)公務員は馬鹿がなる職業だった」と言っています。昔は給与が(民間と比較して)低いわりに、規則に縛られる。まったくもって魅力がない職業だったらしい*1

 いま、公務員が高給に見えるのは民間がものすごく下がったから相対的に高くなったに過ぎない。たしかに景気が悪いときは、賃金下がりにくい公務員は魅力的な職業になる。でもいったん好景気になれば、民間と比較して賃金が上がらないので、魅力はなくなる*2。公務員が魅力的な職業でなくなると言うことは、優秀な人材がどんどん民間に就職し、民間で活躍するということを意味する。つまり官から民という流れが(勝手に)加速する。構造改革派の皆様も大満足な結果が期待できる(笑)。


「公務員を困らせるために、高い経済成長を目指そう!」


どっかの政治家なり政党がこのスローガン採用してくれないかな。応援するぞ(笑)。

*1:「景気がよいときには馬鹿にされ、景気が悪いときには妬まれる」とも言ってた(笑)

*2:ちょっと思い出して欲しいんだけど、少し前のしょぼい景気拡大期でも、公務員の倍率は氷河期の時よりものすごく下がった。