くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

脱貧困の経済学を読みました

ぱっと目次を読んだ感想
読みにくいなあ

感想
 本書は、ネットやテレビでちょくちょく見かける飯田泰之先生と、以前blogで取り上げたことがある雨宮処凛さん*1の対談本です。対談本なのですらすら読めます*2。本書を読むと、景気自体の問題もありますが、日本の福祉行政も相当変なんだな、ということがわかります。日本は、本当に貧困層に直接お金を渡さない国なんだなあ。本書には、予算の付け替えだけで、貧困層への直接給付金の財源は、捻出可能と書いてあるので、昨日の選挙で圧勝した民主党には頑張ってもらいたいですね。

 あと、本書では、「世間の空気」がいかに手強い存在であるかが語られています。たしかに自分自身、仮に貧困層への直接給付金制度ができたとしても役場へ手続きしに行くかは、わからないですね。だって、役場には、私を知っている人がたくさん勤めているんだもん(友人とか、友人の親等)。恥ずかしいよねやっぱり(←典型的な田舎者)。

*1:昔、噂の真相ダ・カーポでのインタビューを読んだことがあるので名前は知っていました。

*2:私の場合1時間ぐらいで読めました