デフレ論争のABC 小泉政権の経済政策を考える(小比木 潔著)を読みました
前口上
最近は、お金を節約するために図書館を頻繁に利用しています。小さな町の図書館なので、経済関係の本は少ないですが、僅かながらあります。ざっと奥付とタイトルを確認すると2000年前後に「○○恐慌」だとか「不況脱出」系の本が集中していることに気づきます。というわけで、当時の雰囲気を知るためにいくつか借りて読んでみることにしました(笑)。まず1冊目が、「デフレ論争のABC 小泉政権の経済政策を考える(小比木 潔著)」です。
著者の略歴
東京大学経済学部→朝日新聞社
出版社
岩波書店
出版年
2003年
著者の略歴と出版社を見た時点で相当数の人が、警戒してしまうのではないでしょうか(笑)。ええ、その感覚は正しいですorz
章構成
1 デフレでなぜ悪い?
2 小泉改革の限界
3 市民本位の改革がデフレを克服する
章構成を見た時点で……(以下略)
本書の内容
本書は対談形式で進みます。個々の部分で「おっ」という部分がありますが*1全体のトーンとしては、以下のようにまとめられます。
感想
すごい既視感を感じますね。当時もこんな感じだったのか。