くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

クルーグマン、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞受賞

ノーベル経済学賞、クルーグマン氏 国際貿易で新理論(朝日ドットコム)

スウェーデン王立科学アカデミーは13日、今年のノーベル経済学賞を米国プリンストン大学ポール・クルーグマン教授(55)に贈ると発表した。自由貿易グローバル化による影響を説明した新理論が受賞理由。米ニューヨーク・タイムズ紙のコラムも担当し、ブッシュ政権の経済政策に批判的な論調で知られる。

 クルーグマン氏は、伝統的な国際貿易論に「規模の経済」と呼ばれる概念を導入。地場の小規模な製造業が、世界市場向けに大量生産する大手企業に取って代わられる現象を説明した。

 クルーグマン氏はリベラル派の論客で、レーガン政権など米共和党政権が高所得者への減税を拡大する一方、福祉を削減したことで格差を広げたと批判。現在の金融危機が深刻化する前から、米国が経常赤字を膨らませながら世界中のマネーを吸い上げる状況をいびつだとして「(29年に始まった)世界恐慌前夜に似ている」と警告していた。

 「グローバル経済を動かす愚かな人々」など著書も多い。

 授賞式は12月10日にストックホルムで。賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)。

おめでとうございます。クルーグマンの啓発書*1から経済について勉強を始めた私としてもうれしい限り。

記念にクルーグマンの本を何冊か読み返そうかな。

*1:クルーグマン教授の経済入門」