くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

スコットランドではウイスキー産業が好調らしい

スコッチがロンドンの金融街よりも富を生みだしていることが判明(スコッチ文化研究所)

SWA(スコッチウイスキー協会)が民間の調査会社に依頼して、このほどまとめた『Scotch Whisky & Scotland’s Economy−a 100 Year Blend』というレポートによると、スコッチウイスキーはロンドンの金融街、シティよりも富を生みだしていることが判明したという。

 レポートによるとスコッチウイスキースコットランド経済にもたらしている金額は総額で約42億ポンド(5900億円)にのぼり(直接的な産業として29億ポンド、関連産業で13億ポンド)、これは、シティの生みだす金額よりもはるかに多いという。

 スコッチ産業に従事している人間一人当たりの年間生産額は27万5000ポンド(約3880万円)で、これはシティで働く金融マンが生みだす額より57%も多い数字だとか。レポートによると、スコッチ産業は、今まさに第2の“黄金時代”を迎えているのだという。


 元のレポートはSWAで公開されています。


Scotch Whisky & Scotland’s Economy - A 100 Year Old Blend(SWA)


 元のレポートを読みましたが、雇用という面では1970年代より1/3になっているのね。それだけ少ない人数で生産できるようになったのでしょうけど……。

 レポートによるとひとりあたり生産額1位はエネルギー産業でした。次がスコッチウイスキー、3位が金融業。金融危機後で金融業の景気が悪いのも要因でしょうが、スコッチウイスキー産業が2位というのはすごい。

 日本もウイスキー産業を成長産業にしよう!*1

*1:冗談ですよ。念のため。いや、でもウイスキーが成長産業になったらうれしいなw