今日、内閣府から景気動向指数(2012年11月分)が公表されました。
というわけでイワタ流景気動向指数グラフを更新。
2008年から
直近1年
CI先行指数は先月比0.9ポイントマイナスの91.9でした。2012年12月にマクロ経済の安定を掲げる安倍政権が成立し、各種経済対策が打ち出されるつつある現状を考えると、このあたりが底になるのではないかと思います。
しかし、昨年の景気のピークは4月だったのね。それ以降、急速に景気が落ち込んでいることが確認できます。そりゃあ、世論調査で「景気対策」が1位になるのもうなずける。
イワタ流景気動向指数とは
岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、
- CI先行指数対6ヶ月前比
- DI一致指数
の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、
- CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
- DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている
場合、景気後退のサインとみなします。