くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

国民は社会保障の整備と景気対策を求めている

内閣府世論調査結果を伝えるNHKニュース。

震災後“節電を意識”59%(NHKニュース)

(前半部分省略)
また、今後、政府がどのようなことに力を入れるべきか複数回答で聞いたところ、「医療・年金などの社会保障の整備」が67%で最も多く、「東日本大震災からの復興」が51%で4番目に、「原発事故の収束」が47%で6番目に多くなっています。

 なぜかNHKニュースでは、1,4,6位しか紹介していないので、内閣府のサイトへ行って確認してみましょう。結果はこちらにあります。その中で政府の要望の調査結果はこちら

 多い順に並べると、「医療・年金等の社会保障の整備」が67.1%、次に「景気対策」が66.3%、続いて「高齢社会対策」(52.4%)、「東日本大震災からの復興」(51.0%)と、なっています。この世論調査結果をみると、国民は社会保障整備と同じくらい景気対策を求めていることが分かります。NHKに他意は無いのでしょうが景気対策にも触れて欲しいところ。

 ちなみに、こちらに各項目別の結果がありますが、政府への要望として「財政健全化の推進」と、答えた人は24.5%。財務省が散々プロパガンダをしても、世論は財政健全化よりも景気対策を求めている!

 景気対策よりも財政健全化に邁進する野田政権は世論を無視しているといえるんじゃないか?