くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

いまだに「ぐろーばるでふれ論」を述べる経財相

経財相、物価「お金が無いからデフレになっているのではない」(日本経済新聞社)

与謝野馨経済財政相は25日、BS11の番組収録で、デフレ脱却のために日銀にさらなる金融緩和を求める声があることに対して「お金が無いからデフレになっているのではない」と反論した。デフレの原因として、海外からの安価な製品輸入に加えて「(国内は)需要が満たされている状況なので、生産と需要の間にはギャップが出てくる」と説明した。

 インフレに関しては「物価が上がるのは消費税が上がったのと一緒。インフレ率が上がった場合、長期金利も上昇する。日本の国債は利払いで倒れる」との認識を示した。

 こんな短い記事なのに、ほぼ全文ツッコミどころがあることを述べる与謝野経財相はすごいなあ(棒読み)

 ぐろーばるでふれ論に対しては、「こちらは相対物価じゃなくて、一般物価を問題にしてるんです。」、「安価な輸入品が入っているのは日本だけじゃないでしょ。」等々の反論が考えられます。

 次、需給ギャップが存在していて、需要が伸ばせないとすると、供給を削るしかない。これは国内の工場を潰したり、生産活動をしている労働者のクビを切れと言っているに等しいが、一国のマクロ経済の責任者である大臣がそんなことを言うとはねぇ。

 「物価が上がるのは消費税が上がったのと一緒。」というのなら、今すぐ無理をして消費税を上げなくてもいいね(にっこり)*1


 とりあえず思いついたまま書いてみた。

*1:と言うかこの文章は何を言いたいか分からん。