くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

日本銀行の物価コントロール能力はすごいね

総務省から7月の消費者物価指数(全国)が発表されました。

平成23年度7月分消費者物価指数(総務省統計局)

 今月発表分から、新基準(平成22年度基準)での指数となります。ざっと見てみると、日本銀行の審議員が共有しているコアCPI1±1%の下限にきっちり合わしていることが分かります。3月に起こった大震災にかかわらずこの下限にぴったりあわせる、日本銀行の物価コントロール能力は皮肉抜きで、ただただ感服するのみです。すごいぞ日本銀行

 
 一部の論者が主張しているハイパーインフレなんて起こる気配すらない。日本銀行は完璧にインフレを押さえ込んでる。


 どうやったらハイパーインフレが起こるんだろう?大震災は無理だった。ウチュージンが攻めてきたらハイパーインフレになるかなw それか、ゴジラが東京に上陸するとか、日本が沈没するとか(笑)。いや、日本銀行のことだ、世界の終末まで物価をコントロールしてくれるに違いない。


 日本銀行の最大の問題は、物価安定の目標値が低すぎることだよね。やはり早く民意(世論)の代表者である政治家が、日銀法を改正してインフレターゲット政策を導入すべきだ。物価をコントロールする能力は世界一と言ってもよい中央銀行だ。コアコアCPI3±1%を義務づければ、どんな天変地異が起こってもその目標値を守ってくれるに違いない。