みんなの党予算案を読む
今さらながら話題のみんなの党予算案を読みました。
一言で言えば財源(消費税)を地方に移譲して、国のスリム化を目指している予算案ですね。高橋洋一先生の著書を読んでいると、国のスリム化や地方分権を主張なさっていたので、特に驚きはありません。
この予算案に反対する理由として大きく二つに分かれると思います。
私はどっちかなぁ。高橋洋一先生の本を読んでいると地方分権がいいように思えてくるが、この辺りはまだまだ勉強不足なので保留。ただ、タイミングが悪すぎることは強く思っています。
最優先目標をデフレ脱却に設定して、それが達成して再びデフレに陥る心配がなくなったのを確認して、これをやるのなら分かるけどね。
10年以上デフレが続いているからデフレ期待がかなり強いものになっていると考えられます。これを吹き飛ばすには、金融&財政政策を総動員してデフレへの戦いを表明する必要があるでしょう。はてブにも書いたけど、みんなの党は、緊縮財政+金融緩和でいくのかなぁ。それだと少々弱いとおもうんだけど。