くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

景気対策に慎重姿勢?

亀井金融相「景気対策検討を」 藤井財務相は慎重姿勢(asahi.com)

 亀井静香金融・郵政改革相は30日、10月下旬にも召集される臨時国会で、景気対策を盛り込んだ今年度2次補正予算案を提出することに前向きな考えを示した。不況で失業率が悪化していることなどを踏まえ、亀井氏は「経済が落ち込まない政治をやらないとだめだ。(景気対策の)検討は当然迫られる」と述べた。ただ、鳩山政権内には早期の対策に慎重な意見も強く、実現するかは不透明だ。

クーリエジャポン4月号で山形浩生さんが、紹介していたオリヴィエ・ブランシャール先生の金融危機打開策より

消費者側では、財政刺激策から量的緩和まで、大恐慌を避けるためにできることはすべてやろう。必要なら将来はもっとやりますよと約束しよう。対策が過小であるよりはやりすぎるほうがいい。財政刺激パッケージが遅れたのですでにかなり被害が出ている。これ以上議論を積み重ねて時間を無駄にすると、不確実性が高まって事態はさらに悪化する。

「対策が過小であるよりはやりすぎるほうがいい。」いい言葉だ。景気対策をやり過ぎて困ることと言えば、インフレが進行するぐらい?消費者物価指数の下落率が過去最大を記録した現在、あまりインフレを心配する必要はないでしょう。インフレ退治は日銀に任せておけばいいのですw