世界経済順調に回復中!※ただし日本は除く
済協力開発機構(OECD)は3日、日米欧の2009年の経済見通しを見直し、日本の実質国内総生産(GDP)の成長率(年率換算)について、10〜12月期に前回6月の予想(前期比0・8%)から一転してマイナス0・9%と、マイナス成長に転じるとの見通しを示した。
個人消費の回復の遅れなどが理由とみられる。
見通しによると、日本の実質GDP成長率は4〜6月に3・7%となったが、7〜9月に1・1%と伸びが鈍化。10〜12月にはマイナスになるとみている。09年通年の成長率はマイナス5・6%と、6月時点の予測より上方修正した。OECDは「日本以外ではデフレの懸念は小さい」と指摘し、日本の物価下落の傾向を警告した。
日本は来年もデフレ脱却は困難=OECDチーフエコノミスト(ロイター)
経済協力開発機構(OECD)は3日、日本は今年どころか来年にもデフレから脱却できる見通しはほとんどないが、他の国ではデフレは深刻なリスクではない、との認識を示した。