くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

戦争に負けているときは特にそうだ

UPDATE1: 実体経済は悪くない、日本株安が続くとは思わない=東証社長(ロイター)

[東京 29日 ロイター] 東京証券取引所[TSE.UL]の斉藤惇社長は29日の定例会見で、世界同時株安に関連して「米国が落ち着くのに時間はかかるが、日本の場合はいつまでも株安や不安が続くとは思わない」と述べた。さらに「先行きを暗示する数字は出ているが、よその国より小さいし、なだらかだ」と語り、日本の実体経済は悪くないとの認識を示した。

 さらに、東京市場の株安の一因として、福田内閣構造改革の遅れが指摘されていることに対しても「(政府は)財政再建は放棄していないので、それほど悲観はしていない」と述べた。

この記事を見てジェームス・ダニガンの「ニュースの勝利」という文章を思い出した。

戦場から遠のくと、楽観主義が現実に取って代わる。最高意志決定段階において現実はしばしば存在しない。戦争に負けているときは特にそうだ。

劇場版パトレイバー2で、後藤隊長がつぶやいていた台詞で有名ですね。最近の日本の経済、政治状況を見てると上の言葉がぴたりと当てはまっているように思えてorz