ただいま速読の練習中
- 読んだ字数 147,840字
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感想
本書は、1995年にアフリカ・ザイールで発生した、エボラ出血熱との戦いを描いたドキュメンタリーです。読んだあと、病気の拡散を防ぐためには本当に基礎的な事−得体の知れない死体(物体)には素手ではさわらない、手を洗う、うがいをする等々−が重要なんだと痛感しました。
本書では、エボラ出血熱が発生してそれがどのように拡散したかが(推測を含めてですが)描かれています。そこには、感染者を防護服等の感染症対策をせずに熱心に介護(看病)したため感染した人々や、葬儀の時に素手で感染者の死体をさわってしまった人々が次々感染してしまった様子が描かれています。
こういった感染拡大を防ぐためには、素早く感染者を隔離する、素手で不用意にさわらないといった対策が効果的でしょうが、人情というのを考えるとなかなか難しいだろうなぁ。
- 作者: NHK「エボラ感染爆発」取材班
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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