「竹鶴 ピュアモルト」を飲む
ようやく手に入れることができました(1,980円でした)。
まずはストレートで飲んでみる。まずアルコールの強さが感じられる。「なんで?」と思ったが、43度もあるのね(竹鶴12年は40度)。香りはフルーティで華やかさが強調されている(とはいえ「リッチブレンド」のように「ブワッ」っという感じではなく、あくまで落ち着いた華やかさ)。
一番の違いは味わい。「竹鶴12年」はなめらかなコクが感じられ、重厚さも感じられたが、「竹鶴 ピュアモルト」は軽い味わいになっている。「ハイボールに合うんじゃないか?」と思い、ハイボールにして飲んでみたが、飲み口は軽く、甘酸っぱい風味が口の中に広がり、これはウマイ。
開発側は「クリアブレンド」や「リッチブレンド」でウイスキーのおいしさに目覚めた消費者への次のステップアップとして「竹鶴 ピュアモルト」を用意したのは間違いない。その狙いは十分達成していると言えるでしょう。私も常備する。
とはいえ、「竹鶴12年」とは明らかに方向性が違う。「竹鶴12年」ファンの方は受け入れられないかも。これは好みの違いだから仕方がない。
「竹鶴 ピュアモルト」は「クリアブレンド」や「リッチブレンド」からウイスキーの世界に入った人にはお勧めできるウイスキーといえます。