本日、内閣府から『平成25年度版 経済財政白書』が公開されました。ざっと見たかぎり、金融政策(の評価)の部分は少ない印象。まあ、始まったばっかりだもんね。評価はこれからか。
で、はじめから読み始めたのですが、なかなか興味深い記述があります。例えば、
などなど。しかし、今回の景気回復局面は消費が引っ張っているのなら、消費に冷や水をぶっかける消費税増税をすぐやるのはヤバイのでは……
質的・量的緩和の波及経路
まあ、こういう経路が予想されますね。備考2には「今回の金融緩和は直接為替レートの操作を狙ったものではない」と書いてある。たしかに直接ターゲットにしてはないか。
白書関係はパソコンで読むより、実物をパラパラとめくって気になるところ読むというスタイルで読むことが多いので、はやく書籍版を手に入れたいものです。
*1:名目雇用者報酬は減っているんだけどね。デフレだから実質で見ると漸増してる