CIとDIは次の通り(()内は先月差(ポイント))
CI(速報値) | DI(速報値) | |
---|---|---|
先行指数 | 109.5(2.7) | 77.8(47.8) |
一致指数 | 108.2(0.6) | 80.0(40.0) |
遅行指数 | 115.1(0.7) | 62.5(2.5) |
イワタ流景気動向指数グラフ更新。
2008年1月から
直近1年
CI先行指数対6ヶ月前比は2.9ポイントとひさびさに先月比プラスとなりました。CI先行指数採用系列別でみると、「新規求人数」、「新設住宅着工面積」、「消費者態度指数」、「東証株価指数」、「中小企業売り上げ見通しDI」が先月比より大幅にプラスになっており、CI先行指数を引っ張っていることが確認できます。
先月のエントリーで「底割れあるかも」と書きましたが、その心配は杞憂だったようです。今回の景気回復局面の底堅さを思い知らされますね……って、こう書くと来月ドーンと下がったりしてね(わはは)
イワタ流景気動向指数とは
岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、
- CI先行指数対6ヶ月前比
- DI一致指数
の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、
- CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
- DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている
場合、景気後退のサインとみなします。
また、景気動向指数そのものを知りたい方はこちらをご覧ください
「景気動向指数の見方、使い方」(内閣府)