くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

イワタ流景気動向指数グラフ更新(2013年9月分追加)

内閣府から2013年9月分の景気動向指数が公表されました。

景気動向指数(内閣府)

CIとDIは次の通り(()内は先月差(ポイント))

CI(速報値) DI(速報値)
先行指数 109.5(2.7) 77.8(47.8)
一致指数 108.2(0.6) 80.0(40.0)
遅行指数 115.1(0.7) 62.5(2.5)


イワタ流景気動向指数グラフ更新。
2008年1月から

直近1年


 CI先行指数対6ヶ月前比は2.9ポイントとひさびさに先月比プラスとなりました。CI先行指数採用系列別でみると、「新規求人数」、「新設住宅着工面積」、「消費者態度指数」、「東証株価指数」、「中小企業売り上げ見通しDI」が先月比より大幅にプラスになっており、CI先行指数を引っ張っていることが確認できます。

 先月のエントリーで「底割れあるかも」と書きましたが、その心配は杞憂だったようです。今回の景気回復局面の底堅さを思い知らされますね……って、こう書くと来月ドーンと下がったりしてね(わはは)




イワタ流景気動向指数とは

岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、

  • CI先行指数対6ヶ月前比
  • DI一致指数

の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、

  • CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
  • DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている

場合、景気後退のサインとみなします。

 また、景気動向指数そのものを知りたい方はこちらをご覧ください
「景気動向指数の見方、使い方」(内閣府)