日銀総裁人事の行方もほぼ固まったような状況の中*1、ちょっとばかしブックマークするタイミングを失ってしまったエントリーや気になった本のメモ
気になったエントリー
NGDP targeting for Japan?(TheMoneyIllusion)
スコット・サムナー先生の日銀総裁人事についてのエントリー。サムナー先生はThe Economistの記事を引用して最後に「Naturally I favor the least dovish of the three.(当然だが、3人のうちで最もハト派の総裁を望む)」って書いているけど、記事で挙げられている人はハト派度が大きい順に、岩田一政、黒田東彦、武藤敏郎(いずれも敬称略)ってなっているのよね。
I don’t care who becomes BoJ governor – I want better monetary policy rules(The Market Monetarist)
上記のスコット・サムナー先生のエントリーを冒頭に引用して「金融政策のルールさえしっかりしたもの(NGDPタゲとか)を定めれば、日銀総裁なんて誰がなってもいい」というエントリー。そういえば、高橋洋一先生も本の中で「中央銀行はエアコンのような役割になればいい」って書いてたなあ。
今週の指標 No.1059 2012年10−12月期GDP1次速報後のGDPギャップは前期からやや拡大(内閣府)
GDPギャップ拡大中。しかし、グラフを見てみるといまはだいたい2000年代前半の水準なのね。
気になった本
- 作者: デイヴィッド・リースマン,加藤秀俊
- 出版社/メーカー: みすず書房
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おお、みすず書房からリースマン『孤独な群衆』が!高校時代図書館で借りて(背伸びしながら)読んだよ。……って、上下巻で6,000円以上はさすがに高いなあ。うーん、上下巻に分冊するほど分厚い本だったかなあ?
- 作者: ディーン・カーラン,ジェイコブ・アペル,澤田康幸(解説),清川幸美
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2013/02/09
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同じくみすず書房から。こちらの本もおもしろそう。
*1:黒田総裁、岩田(規)、中曽副総裁案