くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

今日のメモ

 日銀総裁人事の行方もほぼ固まったような状況の中*1、ちょっとばかしブックマークするタイミングを失ってしまったエントリーや気になった本のメモ

気になったエントリー
NGDP targeting for Japan?(TheMoneyIllusion)

 スコット・サムナー先生の日銀総裁人事についてのエントリー。サムナー先生はThe Economistの記事を引用して最後に「Naturally I favor the least dovish of the three.(当然だが、3人のうちで最もハト派の総裁を望む)」って書いているけど、記事で挙げられている人はハト派度が大きい順に、岩田一政、黒田東彦武藤敏郎(いずれも敬称略)ってなっているのよね。


I don’t care who becomes BoJ governor – I want better monetary policy rules(The Market Monetarist)

 上記のスコット・サムナー先生のエントリーを冒頭に引用して「金融政策のルールさえしっかりしたもの(NGDPタゲとか)を定めれば、日銀総裁なんて誰がなってもいい」というエントリー。そういえば、高橋洋一先生も本の中で「中央銀行はエアコンのような役割になればいい」って書いてたなあ。

今週の指標 No.1059 2012年10−12月期GDP1次速報後のGDPギャップは前期からやや拡大(内閣府)


GDPギャップ拡大中。しかし、グラフを見てみるといまはだいたい2000年代前半の水準なのね。


気になった本

孤独な群衆 上 (始まりの本)

孤独な群衆 上 (始まりの本)

孤独な群衆 下 (始まりの本)

孤独な群衆 下 (始まりの本)

おお、みすず書房からリースマン『孤独な群衆』が!高校時代図書館で借りて(背伸びしながら)読んだよ。……って、上下巻で6,000円以上はさすがに高いなあ。うーん、上下巻に分冊するほど分厚い本だったかなあ?

善意で貧困はなくせるのか?―― 貧乏人の行動経済学

善意で貧困はなくせるのか?―― 貧乏人の行動経済学

同じくみすず書房から。こちらの本もおもしろそう。

*1:黒田総裁、岩田(規)、中曽副総裁案