くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

景気が良くなったらネットの世界はどうなるんだろう?

 最近ぼんやりと考えているのが「景気が良くなったらネットは多少静かになるのかな?」ということです。

 景気が上向くと言うことは求人倍率の上昇(職に就きやすい)や賃金の上昇が起こるということであり、それは何もせずにネットをするという「機会費用(機会損失)」*1の上昇を招くでしょう。

 「ウェッブはバカと暇人のもの」という言葉がありますが、機会費用から考えるこれは当たり前です。だって、そういう人たちは機会費用がほぼゼロ(か、ものすごく低い)なんですもの。

 ということは、景気が上向いて「なにもせずにネットをやる」ための機会費用が上昇すれば、1日中ネットに張り付く人は減るんじゃないだろうか?

 もちろん、ここ15年でインターネットを利用するための直接的な費用(お金だけじゃなくて利用するためにかかる手間も含む)は大幅に下がりました。直接的な費用も考慮すればあんまり変わらないかも?

 
 Webサービスによっても違いがあるでしょうね。たとえば、プロやセミプロを除いてブログで長文書く人は減るんじゃないか?*2

 Twitterはあまり変わらないでしょうね。だって、Twitterの利点はその手軽さ*3にあるのですから。

 
 『ネット右翼の矛盾』で、切込隊長(現やまもといちろう)さんが「国を真剣に憂うならば、ネットに1日中張り付くんじゃなくて、働いて税金収めるのもひとつの「愛国活動」だ(大意)」っていってたけど、景気が良くなれば自然とそうなる気がします。そうすればネットも多少静かになるんじゃないかしら(笑)。

 
 利用する年代によっても違うでしょうね。退職した老人は、景気が上向いても機会費用は上昇しないでしょうから、1日中テレビを見る代わりにネットに張り付く人が増えるかも。これからのネットサービスのフォントは新聞みたいにどんどん字が大きくなるかもね(笑)*4

 メモ書き程度のとりとめのない文章だけど公開。

*1:機会費用」とは、あることをするためにあきらめなければならない物(利益)のことです。

*2:自分もブログ書いてて思うけど、こんなどうでもいいことばかり書いているブログでも結構時間がかかっている(笑)

*3:手軽さってことは機会費用が低いことを意味します

*4:いまはほとんどのブラウザで文字の大きさが自由に変えられるのでこうはならないでしょう。