景気が良くなったらネットの世界はどうなるんだろう?
最近ぼんやりと考えているのが「景気が良くなったらネットは多少静かになるのかな?」ということです。
景気が上向くと言うことは求人倍率の上昇(職に就きやすい)や賃金の上昇が起こるということであり、それは何もせずにネットをするという「機会費用(機会損失)」*1の上昇を招くでしょう。
「ウェッブはバカと暇人のもの」という言葉がありますが、機会費用から考えるこれは当たり前です。だって、そういう人たちは機会費用がほぼゼロ(か、ものすごく低い)なんですもの。
ということは、景気が上向いて「なにもせずにネットをやる」ための機会費用が上昇すれば、1日中ネットに張り付く人は減るんじゃないだろうか?
もちろん、ここ15年でインターネットを利用するための直接的な費用(お金だけじゃなくて利用するためにかかる手間も含む)は大幅に下がりました。直接的な費用も考慮すればあんまり変わらないかも?
Webサービスによっても違いがあるでしょうね。たとえば、プロやセミプロを除いてブログで長文書く人は減るんじゃないか?*2
Twitterはあまり変わらないでしょうね。だって、Twitterの利点はその手軽さ*3にあるのですから。
『ネット右翼の矛盾』で、切込隊長(現やまもといちろう)さんが「国を真剣に憂うならば、ネットに1日中張り付くんじゃなくて、働いて税金収めるのもひとつの「愛国活動」だ(大意)」っていってたけど、景気が良くなれば自然とそうなる気がします。そうすればネットも多少静かになるんじゃないかしら(笑)。
利用する年代によっても違うでしょうね。退職した老人は、景気が上向いても機会費用は上昇しないでしょうから、1日中テレビを見る代わりにネットに張り付く人が増えるかも。これからのネットサービスのフォントは新聞みたいにどんどん字が大きくなるかもね(笑)*4
メモ書き程度のとりとめのない文章だけど公開。