くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

5年前の悪夢再び?

12年12月25日 総裁人事は好況の手柄を与党に独占させないチャンス(松尾匡のページ)

 松尾先生が来春の日銀人事で、左派・リベラル野党が取るべきシナリオを3つ上げています。どれもあり得るシナリオですが、心配すべき点は、(松尾先生は明言しておられませんが)5年前の日銀総裁人事のゴタゴタ再び?という点でしょう。

 前回の日銀総裁人事では「財務省と日銀のたすき掛け人事」が批判の的となり、「武藤敏郎総裁・伊藤隆敏副総裁」案がつぶされ、現総裁である白川方明総裁が選ばれました。この5年間を振り返るとこの人事は大失敗だったわけですが、今回はどうなるんだろう。「あの悪夢が再び繰り返されるのでは」という懸念はそれほど高くはないでしょうけどゼロではない。

 もちろん、「国民の生活が第一」というスローガンを掲げている民主党が、国民生活を犠牲にしてまで政局を優先するとは思いませんが、新しく民主党代表になった海江田氏の発言を聞くかぎり不安に思ってしまうのも事実です。

 国民の生活が第一と思っているなら、このような点で争わず、別の争点で争って欲しいです。もし、民主党日銀総裁人事で「政策よりも政局を優先」したならば、本当に見限るわ。 





以下ヨタ話
 松尾先生は「そこで、インフレ目標論者の中で、左派・リベラル系野党も受け入れられるリベラルな人事を、こちら側から積極的に提案して、それを蹴ったら世論から景気回復の妨げのそしりを与党側が受けるように持ち込むべきでしょう。」って、書いているけど、左派やリベラルに受けのいいリフレ派の人なんているかなあ。うーん、うーん、(゚Д゚)ハッ!









モリタク総裁あるで!!!


 いうだけならタダなんだから「モリタク総裁説」を誰か流さないかな。この説が流れるだけで、円が一気に10円ほど安くなるよ(笑)