くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

ミクロ経学を勉強する際の副読本としてはいいかも(ヨラム・バウマン著/山形浩生訳「この世で一番おもしろいミクロ経済学」感想)

 買った当日に読みました(1時間半ぐらいで読めたかな)。日本語訳も自然で非常に読みやすい本だと思います。ただ、やっぱり物足りない(笑)。山形浩生氏があとがきで言うように、ミクロ経済学の教科書を使って勉強しつつ、息抜きとして本書を利用するのがいいと思います*1

 これを副読本に使うなら、教科書は日本の先生が書いた教科書がいいかなぁと思ったり(笑)。西村和雄先生や、武隈先生辺りのね*2。ごりごり手で計算して、息抜きにこの本を読む。うん、完璧だ(笑)

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

*1:ちなみに山形浩生氏のあとがき(解説)はあっさり風味。

*2:最近の教科書は知らんけど、日本の先生の書いた教科書は、海外の教科書よりも数式やら計算問題がたくさん出ていて、結構(頭の)汗をかく教科書だった。