くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

白川総裁ニューヨークで「米も痛み伴う対策を」と講演。

日銀総裁 米も痛み伴う対策を(NHKニュース)

日銀の白川総裁はニューヨークで講演し、日本が経験した1990年代の危機を振り返りながら、アメリカが金融危機から立ち直るためには個人の借金体質や金融業の行き過ぎた拡大を是正する必要があるとして、痛みを伴う対策が必要だという認識を示しました。

日銀の白川総裁は、ワシントンで開かれるG7=先進7か国の財務相中央銀行総裁会議に出席する前に23日、ニューヨークを訪れて講演しました。この中で白川総裁は、アメリカで起きている金融危機は、日本が1990年代に経験した危機とよく似ていると述べたうえで、日本経済が本格的な回復軌道に乗ったのは抜本的なリストラなどで債務、設備、雇用の3つの過剰を解消してからだったと説明しました。そのうえで、アメリカが経済危機から立ち直るためには、個人の借金体質や金融業の行き過ぎた拡大を是正する必要があると指摘して、「痛みを伴うが避けては通れない。日本の10年に及ぶ経験からすれば、これに代わるものはない」と述べました。さらに白川総裁は、世界に広がる金融不安を解消するためには、金融機関への公的資金の投入や不良資産の切り離しなど、各国の金融当局による果敢な政策対応が必要になるという考えを示しました。

NHKニュースは掲載時間が短いのでこちらに_〆(。。)メモメモ…しかし堂々と「景気回復には痛みが必要」っていう中央銀行総裁もすごいなあ。嘘でもいいから「なるべく国民に痛みを押しつけない政策を行う」といえないのかしら。まあ中央銀行総裁は選挙がないからそういった配慮はいらないのでしょう。この講演を聴いた聴衆の感想を知りたいなあ。賛同する人なんているのかしら?