議論だけに終わりませんように
日銀は、世界的な景気の悪化で輸出や生産が急激に落ち込んでいることから景気判断をさらに厳しくし、今週開く金融政策決定会合で一段の金融緩和が必要かどうかも含め、金融面からの景気下支え策を議論する見通しです。
日銀は、世界的な金融危機による日本経済の悪化を食い止めようと、ことし１０月末に、政策金利を７年半ぶりに引き下げて年０．３％としました。しかしその後も、輸出や企業の生産が急速に落ち込んで、１５日に発表される日銀の短観、企業短期経済観測調査では、企業の景気判断が大幅に悪化するとの見方が強まっています。また企業の資金繰りは軒並み厳しくなり、外国為替市場ではおよそ１３年ぶりに１ドル・８８円台まで円が急騰し、輸出企業を中心に業績への影響が懸念されています。このため日銀は、今週１８日と１９日に開く金融政策決定会合で、景気判断を「停滞色が強まっている」から「悪化している」など下向きの表現に修正する見通しです。さらに、アメリカの大手自動車メーカーに対する支援策や、株式市場などの動向を見極めながら、一段の金融緩和や企業の資金繰り支援策の拡大など、金融面からの景気下支え策を議論する見通しです。
NHKニュースは掲載時間が短いので、こちらに＿〆(。。)メモメモ…
議論するだけじゃなくて、ちゃんと行動してほしいものです。
