くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

イワタ流景気動向指数グラフ更新(2013年7月分追加)

 内閣府から2013年7月の景気動向指数が公表されました。


景気動向指数(内閣府)


CIとDIは次の通り(()内は先月差(ポイント))

CI(速報値) DI(速報値)
先行指数 107.8(0.6) 66.7(6.7)
一致指数 106.4(0.9) 65.0(15.0)
遅行指数 111.2(0.6) 50.0(-10.0)

 
 7月のCIは先行指数、一致指数、遅行指数とも先月より上昇しました。7月分のデータを加えたイワタ流景気動向指数グラフは次の通り

2008年1月から

直近1年


 7月のCI先行指数対6ヶ月前比は4.7ポイントと、6月より1.8ポイントの減少。CI先行指数対6ヶ月前比は2ヶ月連続の減少となりましたが、マイナス幅は縮小していますし、まだまだ高い水準にあります。これからの数字を確認しなければ断定はできませんが、景気回復初期の急回復から、安定的な段階に移行したのかもしれません。少なくとも景気の底割れはないと思われます。




イワタ流景気動向指数とは

岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、

  • CI先行指数対6ヶ月前比
  • DI一致指数

の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、

  • CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
  • DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている

場合、景気後退のサインとみなします。

 

 また、景気動向指数を知りたい方はこちらをご覧ください
「景気動向指数の見方、使い方」(内閣府)