イワタ流景気動向指数グラフ更新(2013年7月分追加)
CIとDIは次の通り(()内は先月差(ポイント))
CI(速報値) | DI(速報値) | |
---|---|---|
先行指数 | 107.8(0.6) | 66.7(6.7) |
一致指数 | 106.4(0.9) | 65.0(15.0) |
遅行指数 | 111.2(0.6) | 50.0(-10.0) |
7月のCIは先行指数、一致指数、遅行指数とも先月より上昇しました。7月分のデータを加えたイワタ流景気動向指数グラフは次の通り
7月のCI先行指数対6ヶ月前比は4.7ポイントと、6月より1.8ポイントの減少。CI先行指数対6ヶ月前比は2ヶ月連続の減少となりましたが、マイナス幅は縮小していますし、まだまだ高い水準にあります。これからの数字を確認しなければ断定はできませんが、景気回復初期の急回復から、安定的な段階に移行したのかもしれません。少なくとも景気の底割れはないと思われます。
イワタ流景気動向指数とは
岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、
- CI先行指数対6ヶ月前比
- DI一致指数
の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、
- CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
- DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている
場合、景気後退のサインとみなします。
また、景気動向指数を知りたい方はこちらをご覧ください
「景気動向指数の見方、使い方」(内閣府)