くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

イワタ流景気動向指数グラフ更新(2014年2月分追加)

 内閣府から2014年2月分の景気動向指数が公表されました。

景気動向指数(内閣府)


CIとDIは次の通り(カッコ内は先月差(ポイント))

CI(速報値) DI(速報値)
先行指数 108.5(-4.6) 44.4(-35.6)
一致指数 113.4(-1.8) 85.0(-15.0)
遅行指数 116.7(0.7) 80.0(30.0)


イワタ流景気動向指数グラフ(2008年1月から)

直近1年


 CI先行指数は先月比で-4.6ポイント減の108.5でした。CI先行指数対6ヶ月前比も1.1となり、先月比で-4.0ポイントの減少。CI先行指数採用系列別寄与度を見てみると、ほとんどの採用系列でマイナスとなっています。その中でも「消費者態度指数」と「中小企業売り上げ見通しDI」の寄与度が大きく、消費税増税を控えて消費マインドが冷え込んでいたことが確認できます。

 2月分でこれだと4月分(6月公表予定)はどうなるんだろうなあ。



イワタ流景気動向指数とは

岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、

  • CI先行指数対6ヶ月前比
  • DI一致指数

の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、

  • CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
  • DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている

場合、景気後退のサインとみなします。

 また、景気動向指数を知りたい方はこちらをご覧ください
景気動向指数の利用の手引