ギリシャをはじめ財政危機に陥っているヨーロッパの国に対する支援を巡り、オランダのルッテ首相は、財政規律を守れない国に関して「ユーロ圏からの離脱を選択肢に入れるべき」という異例の提言を発表し、一部のユーロ加盟国がギリシャなどへの支援に不満を高めていることが浮き彫りになりました。
ギリシャの財政危機を巡っては、今月2日、ギリシャ政府が、EU=ヨーロッパ連合などからの支援の条件となっていた財政赤字の削減目標の達成が難しくなったという認識を示したことから、通貨ユーロへの信用不安が再び高まっています。こうしたなか、かねてからギリシャなどへの支援に疑問を呈してきたオランダのルッテ首相は、7日、ユーロ圏の信用を回復するための中長期的な提言を議会に発表しました。この中で、ルッテ首相は、財政規律を守れない国に対して、▽EUからの補助金を停止するといった制裁措置を強化し、▽EUの管理の下で財政再建を進める一方で、こうした制裁を受け入れられない国に対しては「ユーロ圏からの離脱を選択肢として用意すべきだ」としています。財政再建が進まない国のユーロ圏からの離脱について、加盟国の政府が公式に言及するのは極めて異例で、ギリシャなどに対する一部の加盟国の不満の高まりが浮き彫りになった形です。
NHKニュースは掲載時間が短いのでφ(..)メモメモ 先日youtubeで「宮崎哲弥のトーキング・ヘッズ」を見たのでなかなかタイムリーな話題だ。そのとき出演した若田部先生によると、ユーロが取り得る選択肢は4つあるらしい。
今回のニュースはこの3番目の選択肢に触れたものですね。番組によると、どの選択肢も政治的に難しいものらしいですが、欧州(ユーロ加盟国)はどういう選択肢を選ぶのだろう。
番組を通して見ると、日本はアメリカや欧州に比べて、自由に取ることができる経済政策の手段がまだまだあってマシなんだなと思う。結局は為政者しだいなんだよね。さてその為政者はというと……景気対策の優先順位は低いようだ。まぁ、財政再建と景気回復がイコールで結びついちゃっている人かもしれないけどね(笑)*1。どうなんだろう?
該当動画のリンクを張ろうと思ったけど、あまりおおっぴらにやると怒られそうなので、興味のある方はyoutubeで検索してください。
そういえば朝日ニュースターは昔契約してたけど、妹がいつの間にか宝塚チャンネル以外解約してたんだよなorz もう1回契約しようかな。