くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

「暴力装置」って使っちゃいけなかったのか

仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 参院予算委で発言、撤回(asahi.com)

仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、「自衛隊暴力装置」と述べた。その後、「実力組織」と言い換えた上で、発言を撤回し、謝罪した。

 「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。

 この発言は、世耕弘成氏(自民)の質問に対する答弁で飛び出した。世耕氏は、防衛省が政治的な発言をする団体に防衛省自衛隊がかかわる行事への参加を控えてもらうよう指示する通達を出したことを問題視し、国家公務員と自衛隊員の違いを質問。仙谷氏が「暴力装置でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と語った。

 この発言の何が問題か分からん。「軍隊や警察は国家の暴力装置」という言葉は、社会学政治学の本に普通に載っている言葉のはず。だからその行使は慎重に行わないといけないんだよね。

 逆に気になるのが、自民党は与党時代、自衛隊に対してどういう認識を持っていたのだろう。