くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

やっぱり選択肢がおかしかったか

「日本は自信を失っている」74% 朝日新聞世論調査(asahi.com)
上の記事で気になった部分。

朝日新聞社が「日本のいまとこれから」をテーマに郵送方式による全国世論調査を実施したところ、「いまの日本は自信を失っている」とみる人が74%に達し、9割以上の人がこれからの日本に不安を感じていることがわかった。一方で、回復する底力があるとみる人が半数以上おり、日本の将来のあり方としては、経済的豊かさよりも「格差が小さい国」を求める意見が7割を占めた。(赤字強調は引用者による)

 ありがたいことに記事に質問と、回答割合が載っているので、該当部分を引用。

これからの日本は、全体として経済的には豊かだが格差が大きい国と、経済的豊かさはそれほどないが格差が小さい国とでは、どちらを目指すべきだと思いますか。

豊かだが格差が大きい国 17

豊かさはそれほどないが格差が小さい国 73

 何でこの二者択一なのよ。豊かさと格差是正は、別に相反するものでもないでしょう。ま、朝日新聞らしいと言えばらしいか(笑)*1格差是正を使用にもある程度の成長(=豊かさ)がなければ、できないんだがなあ。

*1:他の質問にも突っ込みたい部分がある