むしろ、1/4も知っていることに驚き
米連邦準備理事会(FRB)は18日に終了する連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和の縮小に着手すると予想されているが、量的緩和とは何かを正確に知っている一般の米国人は4人に1人程度しかいないことが明らかになった。
えーっと、量的緩和って日銀当座預金残高の積み増しのことだっけ?(すっとぼけ)
日本で調査しても同じような結果かもなあ。まあ、私ら一般人は正確な定義を知らんでもいいと思う。量的緩和の効果としては、
- 時間軸政策のコミットメント強化の手段(=予想インフレ率の上昇)
- ポートフォリオ・リバランス
がある。経済セミナーで連載していた「中級マクロ経済学」によると、量的緩和の効果はまだはっきりとしてないみたい。私は、1のコミットメント強化はある。2のポートフォリオ・リバランスは効果あったらいいなという感じ。
予想インフレ率の上昇も、まずは一部の人(企業)が反応してくれればいい。一部の人(企業)が反応するだけでも消費や設備投資が増える(=経済が動く)。巡り巡って私たちの景気も上向く(かなり端折った説明)。
ただ、これらの変化は時間がかかる。だから財政政策も大事というのが私の立場(ポリシーミックス派)。