くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

三途の川を渡るときでさえ渡し賃がいるのに……

死亡消費税 庶民苦しめる悪税で政府に並大抵でない税収増も(NEWS ポストセブン)

 6月3日、首相官邸で開催された社会保障制度改革国民会議で安倍ブレーンとして知られる民間委員の伊藤元重・東大教授から「経済財政の視点からの社会保障改革」という資料が提出された。増大する社会保障費の財源として、「高齢者医療費をカバーする目的での死亡消費税の導入」が提案された。
「死亡消費税」とは消費税のように国民全員に死ぬときに財産から一定の税率を“社会保障精算税”として納めさせるというもの。

 だれが提案したかと思ったら伊藤元重先生ですか。もとのソースを確認してみましょう、首相官邸第13回 社会保障制度改革国民会議 議事次第に伊藤先生が提出した資料がアップされています。

 伊藤委員 提出資料(社会保障制度改革国民会議)*pdfファイルです


 わざわざ新しい税金を作らずとも単純に相続税強化でいいと思うんだけどね。

 しかし、相続税は遺産を相続した人が払うが、「死亡消費税」って誰が払うんだろう?この税を払わないといけない対象はあの世だし…… もしかして、最近は地獄にも税務署ができたのだろうか?いやあ、国税局も熱心だねえ(笑)