先日、税と社会保障一体改革という名の消費税増税法案*1が衆議院を通過しました。まだ参議院の審議もありますし、もしかしたら衆院解散総選挙→政権交代→法案廃止というながれもあるかもしれませんが、9割以上の確立でもう成立したと見なしていいでしょう。
この記事で山崎元氏も述べていますが、このシナリオを書いた脚本家には脱帽するしかありません。これがドラマや演劇なら、メデタシメデタシ*2でオシマイ、なのですが、現実はまだまだ続きますし、今後野田首相はどこに注力するのでしょう。いくつか候補を考えてみると、
- (先送りした)社会保障制度改革
- 震災復興
- デフレ脱却(日銀法改正含む)
- TPP交渉
ぐらい?どれも期待薄に思ってしまうのは、野田首相のビジョンが見えないからだろうな。あ、今回のごたごたで「何が何でも消費税を増税したい」という執念は存分に分かりました(笑)
下衆の勘ぐりを述べると、まず野田首相がやるのは、消費税増税法案を成立させるために乱発したであろう空手形の回収だろうな(笑)。