くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

年間だと約600億円。それが20年間続く

電力の家計負担増 月100円程度(NHKニュース)

経済産業省は、電力会社が再生可能エネルギーの電力を買い取る制度の実施で、電気料金に上乗せされる費用について、一般的な家庭では、月額で70円から100円程度の負担の増加になるとする試算を明らかにしました。

この制度を巡っては、25日に開かれた経済産業省の委員会で、再生可能エネルギーの種類ごとに電力会社が買い取る価格の原案が示されました。
それによりますと、太陽光発電については発電事業者側が求めていた水準とほぼ同じ1キロワット時当たり42円、風力発電は大規模発電で23.1円、地熱発電は同じく大規模発電で27.3円などとなっており、27日、改めて開かれた委員会で原案は了承されました。
27日の委員会では、経済産業省がこの原案を基に、電力会社が再生可能エネルギーを買い取る費用を電気料金に上乗せする額について試算を公表しました。
それによりますと、電気料金が月額7000円の標準家庭で1か月当たり70円から100円程度の負担の増加になるとしています。委員会は27日夕方、この案を枝野経済産業大臣に提出することにしており、買い取り価格が正式に決定されれば、ことし7月から制度が実施される見通しです


 経産省から負担額の試算が出てきました。電気料金は個人負担と言うよりも世帯で負担することがほとんどでしょうから、世帯数で計算。日本の世帯は約5,000万世帯。単純計算すると、5,000万×100円=50億円。年間にすると、600億円の負担になります。

 年間これだけの額が自然エネルギー産業に流れ込むと。それが20年間続くんだからなぁ。昨日のエントリーでも書いたけど、孫正義氏はやり手だ(笑)。

 とはいえ月々100円程度の負担なら誰も反対運動なんてしないでしょう。理由は昨日のエントリーを参照。