くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

漫画を結構読んだ6月

6月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3291ページ

まもなく電車が出現します (創元推理文庫)まもなく電車が出現します (創元推理文庫)
いちばん良かったのは、「シチュー皿の底は並行宇宙に繋がるか?」かな。犯人(といえばいいのか)動機と手際の良さに感心してしまった。
読了日:06月29日 著者:似鳥 鶏
イマコシステム (TENMAコミックス)イマコシステム (TENMAコミックス)
表題作のオチには驚いたが、あまり不快に思わなかった。理由は、イマコさんと主人公の関係が結構綿密に書かれている、青少年期にありがちな思考(妄想)の暴走、イマコさんのかわいさ(笑)が挙げられると思う。
読了日:06月27日 著者:緑のルーペ
屋上姫 ? (フレックスコミックス)屋上姫 ? (フレックスコミックス)
「屋上」+「姫」と、言われてみればなかなかない組み合わせの漫画。絵柄に反して内容は結構ドロドロ。
読了日:06月26日 著者:TOBI
ウイスキーちょっといい話―“通”に捧げる100のトリビア (ソニー・マガジンズ新書)ウイスキーちょっといい話―“通”に捧げる100のトリビア (ソニー・マガジンズ新書)
ウイスキーに関しての本は何冊か読んだが、本書を読んでまだまだ知らないことがあると痛感した(当然と言えば当然だが)。本書を読めばウイスキーの世界がさらに広がると思う。
読了日:06月26日 著者:土屋 守
ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)
「熱い」早押しクイズ大会の世界が垣間見られて大変面白い(興味深いともいう)漫画でした。
読了日:06月26日 著者:杉基 イクラ
さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)
「これぞ連作短編小説!」というミステリだった。最後にうまく複線を回収する手腕は見事。
読了日:06月24日 著者:似鳥 鶏
五番目のコード (創元推理文庫)五番目のコード (創元推理文庫)
ミステリ(フーダニットもの)として読んでもいいし、サスペンスとしても読んでも面白い作品。落伍者の心境がよく書けていると思う。
読了日:06月23日 著者:D・M・ディヴァイン
午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
作者が言うように「あまーい小説」だった。ミステリと言うよりは学園青春ものといった方が良いかも。
読了日:06月17日 著者:相沢 沙呼
叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
全体を通して読むといまいちな感がぬぐえないが、受賞作の「砂漠を走る船の道」は良かった。/本作を読むと、ブラウン神父を思い出してしまうのは私だけか。
読了日:06月09日 著者:梓崎 優
探偵を捜せ (創元推理文庫 164-1)探偵を捜せ (創元推理文庫 164-1)
犯人が探偵を探すという珍しい趣向のミステリ。最初から最後まで犯人のひとり相撲なんだけど、それがいっそう犯人の哀れさを引き立てていると思う。
読了日:06月09日 著者:パット・マガー
木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)
最初はスパイものかと思って読み進めていたら、途中からめまぐるしく状況が流転し、そしてあのラスト。あのラストはどう解釈すれば良いかいまだ分からない。
読了日:06月08日 著者:チェスタトン
うのはな3姉妹 1 (まんがタイムコミックス)うのはな3姉妹 1 (まんがタイムコミックス)
商店街の豆腐屋三姉妹を中心としたほのぼのコメディ4コマ漫画。/前にも書いたが、水谷フーカ先生の描くキャラクターは表情が生き生きとしていてイイ!
読了日:06月04日 著者:水谷 フーカ
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
ビブリオミステリ+安楽椅子探偵ものと私が好きなものが二つ合わさったミステリ。それが面白くないわけがない。/栞子さんみたいな店長さんがいる古本屋なら毎日通いたい(笑)。
読了日:06月02日 著者:三上 延
チュニクチュニカチュニクチュニカ
切ない話なんだけど暖かさがあるというか。/水谷フーカ先生の漫画はキャラの表情が良いんだよなあ。
読了日:06月02日 著者:水谷 フーカ
幽霊の2/3 (創元推理文庫)幽霊の2/3 (創元推理文庫)
読後タイトルを見返し、解説の方が言われてたことが決して誇張ではないと思った。このタイトルはイイ!/出版業界が舞台のため、節々に出版業界に対する皮肉や警句が混じっているのも楽しい(笑)。
読了日:06月02日 著者:ヘレン・マクロイ

読書メーター

 6月は漫画を結構読んだなあ。あと、国内ミステリもか。6月は「木曜日だった男」以外はだいたい満足できた作品ばかりでした。