幸福もタダじゃない

　今日は休みなので本屋へ行ってクーリエジャポンの最新号を買ってきました。さっそくぱらぱらとめくって読んでいるのですが、the Economistの「経済成長なしに"幸福立国"は実現可能か？」という記事が面白い。

　記事は欧州や日本が目指している｢総幸福｣という概念に非常に懐疑的な論調で進みます。そして次の文章で締められています。

　中国やブラジルといった新興国が目覚ましい経済成長をとげる一方で、明るい先行きの見えない日本や欧州各国が「幸福立国」を追求している。だが、彼らも経済成長を無視することはできないだろう。金で幸せは買えないかもしれない。だが、タダで幸せが得られるなんて都合のいい話があるわけがない。

　「幸福もタダじゃない」本当にThe Economistは良いことを言うなぁ。