はてブでもコメント書いたけど、こういうのを見ると自分は楽観的なんだなぁと思う。山形浩生氏が方々で書いているけど、この程度(リーマンショック)ぐらいじゃ、資本主義は終わらんことを腹の底から確信している*1。
なぜだろう?歴史をちょっと振りかえれば似たようなことが起こっているし*2、やはり経済学を学んでいろいろなツールを知っているからでしょう。そして世界各国*3がそのツールを駆使して何とかこの状況を乗り切ろうと努力してることも日々のニュースで知っている。
もちろん経済学というツールは万能じゃないし、間違うこともあるでしょう。でも何もなくてただ嘆くよりはマシだと思っています*4。
スレに対するツッコミとしては、「最近起こっている表面的な出来事ばかり言っているなぁ。」、「住宅関連デリバティブネタは2年ぐらい前に銀行に勤めている友人から聞いたことあるな*5」
中国と日本のバブルは似てるか……実はマクロ経済統計で見ると、日本のバブルって名目GDPが伸びていて消費者物価指数がほとんど伸びてないんだよね。経済財政白書の後ろの方にまとめられている長期経済統計をスキャンしたので確認どうぞ。
正直、世界経済より日本経済の方が\(^o^)/感が強い。経済統計が悪化の傾向示しているのに「見守ります(^p^)」としか言わない中央銀行総裁や財務(副)大臣*6。景気対策はやってるけど、明らかに世界各国と向いている方向が逆のような気がするんだけど。そりゃ世界の主要株価の中でマイナスなだけあるわ*7
増税はもう既定路線ですか。財務(大蔵)省も懲りないね。これで何度目だっけ?あぁ、過去の失速は増税が原因じゃなくて「世界経済の失速」が原因でしたっけ?さすが官庁の中の官庁である財務(大蔵)省は優秀だな。
というわけで、世界経済に対しては楽観的、日本経済に対しては悲観的なスタンスを確認したことで今年のブログの更新はこれで終わり*8。1年間拙ブログをご購読いただきありがとうございました。よいお年をお迎えください。