くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

増税すれば景気が良くなる(キリッ)

菅大臣“増税 使途で景気よくなる”(NHKニュース)

菅副総理兼財務大臣は日本外国特派員協会で講演し、「増税しても使い道をまちがえなければ景気はよくなる」と述べ、消費税などを念頭に、増税が経済にプラスに働く側面を訴えていく考えを示しました。

この中で菅大臣は「物価の下落が続くデフレは、日本経済にとって、たいへんなマイナスであり、政府・日銀は決して今のままデフレを容認するつもりはない」と述べました。そのうえで菅大臣は「デフレの解決にはお金の循環が必要で、国民に税による分担のお願いも必要だ。増税しても使い道をまちがえなければ景気はよくなるということを検証させており、必要な増税をすれば日本経済がよくなるという認識を国民に共有してもらいたい」と述べ、消費税などを念頭に、増税が経済にプラスに働く側面を訴えていく考えを示しました。さらに菅大臣は「日本の政治家は増税すると選挙に負けるというトラウマがあるが、選挙の争点としてではなく、与野党がそれを超えての議論をできるかが問われている」と与野党が選挙の思わくを超えて増税の必要性について議論する必要があると強調しました。

 NHKニュースは掲載期間が短いので、こちらにφ(..)メモメモ 本当は下のエントリーで、今日は綺麗に終わりたかったのに、菅財務大臣のあまりの発言に目がポーン(AA略)となりました。景気回復途上に(消費税)増税なんかすればどうなるかは、13年前に橋龍が実践して大失敗してるじゃん。本当に財務省も懲りないね。13年前の増税(による景気失速)は財務省の中ではどういう評価になっているんだろう?

 それにしても、いくら経済学を正式に学んでない大臣とは言え、ここまで短期間に増税論者に仕上げてしまう財務省には恐れ入ってしまう。いったいどういうレクチャーを受ければここまで短期間に仕上がるんだろう?1回レクチャーを受けてみたい(笑)。