需給ギャップ-45兆円
ことし１月から３月までのＧＤＰ・国内総生産の伸び率が戦後最悪になったことで、物やサービスの供給能力に対する個人消費や設備投資などの需要不足は、過去最大の４５兆円程度まで拡大したことがわかりました。
ことし１月から３月までのＧＤＰの伸び率は、輸出の急速な減少に加えて設備投資や個人消費の大幅な落ち込みにより、年率に換算してマイナス１５．２パーセントと過去最悪の落ち込みになりました。このため国内の設備や労働力が平均的な水準で稼働した場合の供給能力と実際のＧＤＰの差、いわゆる「需給ギャップ」は、ＧＤＰの８．５パーセント、金額で４５兆円程度のマイナスとなっていることが内閣府の分析でわかりました。これは国内で大きな需要不足、つまり、物やサービスが余った状態になっているということで、需給ギャップは去年１０月から１２月の時点の２０兆円余りから２倍程度に膨らんだことになります。これについて内閣府では「１月から３月までの需要不足の拡大はある程度予想されていた。今後は経済対策を実行して影響を最小限に食い止めることが重要で、直ちに新たな経済対策が必要になるわけではない」としています。
NHKニュースは掲載時間が短いのでこちらに＿〆(。。)メモメモ… 最後の部分で「需要不足の拡大はある程度予想されていたので、すぐに新たな経済対策が必要ない」って発言しているけど、政府はこの辺りが底と認識しているのかな?だといいけど……
