くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

景気対策にはならないと思う

麻生氏、300万円までの株式投資「配当金を非課税に」(nikkei net)

自民党麻生太郎幹事長は9日、札幌市内で講演し、経済対策の一環として証券優遇税制の拡充を検討していく考えを明らかにした。1人当たり300万円までの株式投資について配当金を非課税とする「証券マル優制度」(仮称)の創設を提案。証券市場の活性化策を講じ、株価上昇につなげるべきだと主張した。来年度税制改正の議論の大きな焦点となりそうだ。

 税制改正の基本方針は「貯蓄から投資へという流れを税制でやる」と表明。具体策として「1年間保有した株式の配当金を非課税にする」ことなども挙げた。同時に、住宅取得促進に向けた不動産取得税の減税や設備投資減税など、時限的な減税措置の導入も検討すべきだとした。

 麻生氏は税制改正について「政府が1円も出さずにできる(景気対策だ)」と強調。さらに「自分が首相になったらやりたいと思っていたが、とても待っていられない。やるなら今だ」と述べ、具体策の検討を急ぐ考えを示した。

 国民の多くは株式投資するほど金を持ってないわけで、しかもこの下げ相場の中、仮に優遇税制が実施されても株式に投資する人なんていないと思う。そんなことするより定率減税公明党が提案したような定額減税の方が、効果があると思うけど。