というわけで、イワタ流景気動向指数グラフを更新。
平成24年度12月分のCI先行指数は93.4と先月比でプラス1.4ポイントの上昇でした。CI先行指数対6ヶ月前比も-0.5ポイントと、大幅にマイナス幅を縮小させています。DI一致指数は75と、多くの分野で景気の上向きが起こっている状況です。
「景気の谷を脱した!」と、判断するのは早計で、これから半年ぐらい先の数値を見なければたしかなことはいえませんが、景気が上向きつつあるのはたしかなようです。
イワタ流景気動向指数とは
岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、
- CI先行指数対6ヶ月前比
- DI一致指数
の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、
- CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
- DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている
場合、景気後退のサインとみなします。