CIとDIは次の通り(()内は先月差(ポイント))
CI(速報値) | DI(速報値) | |
---|---|---|
先行指数 | 107.0(-3.7) | 66.7(-23.3) |
一致指数 | 105.2(-0.8) | 50.0(-40.0) |
遅行指数 | 110.6(0.5) | 50.0(-10.0) |
イワタ流景気動向指数グラフを更新
2008年1月から
直近1年
6月のCI先行指数は先月比で-3.7ポイントの下落。それにともない、Ci先行指数対6ヶ月前比も下落しました。CI先行指数の採用系列別寄与度を見ると、新規求人数(雇用指標)はプラスですが、商業指標、鉱工業指標が軒並み先月比でマイナスとなっています。ただし、これらの指標の落ち込みは一時的であり、7月には持ち直すとみられていますので、今月の落ち込みは一時的なものだと考えられます。
イワタ流景気動向指数とは
岩田規久男先生の『景気ってなんだろう』という新書の中に、「イワタ流景気動向指数の見方」が載っています。「イワタ流景気動向指数の見方」とは、
- CI先行指数対6ヶ月前比
- DI一致指数
の2つの指数から景気を判断する見方です。岩田先生によると、
- CI先行指数対6ヶ月前比がマイナス
- DI一致指数が2ヶ月連続で50を下回っている
場合、景気後退のサインとみなします。
また、景気動向指数を知りたい方はこちらをご覧ください
「景気動向指数の見方、使い方」(内閣府)