確かに、景気回復策として、法人税率の引き下げは必要であると思います。しかし、一方で、消費税の増税とセットで行うのには、私たち幸福実現党は反対です。
今、幸福実現党を除くほとんどの政党が、消費税を増税する方向で動き始めております。しかし、消費税の増税は、今のようなデフレ経済の状況下においては、景気回復策にはなりません。
それに、消費税を上げても、その分税収が上がるかというと、実際にはそうなっていないのです。1989年に消費税を導入したときも、1997年に消費税を3%から5%に上げた時も、数年後には税収減となったんです。
今、消費税を増税をするということは、貧血でフラフラになっている国民に“献血”を迫るのと同じです。こんなことが許されてよいはずがありません。
今必要なのは、輸血をすることでしょう。その輸血にあたるのが、日銀による大胆な資金供給や、公共事業投資など政府支出の拡大なんです。経済の血液であるお金の流れを作っていくことです。血の巡りをよくする、経済の血行をよくすることなんです。
私たち幸福実現党は、まず、景気回復策として、日銀による大胆な金融緩和・資金供給を行い、公共投資などの政府支出を拡大し、経済の血液であるお金の流れをつくってまいります。
経済成長によって、新しい富を生み出し、自然な形で所得税や法人税による税収が上がってくる、そんな社会を創っていきたいと強く願っています。
何でこういうまっとうな言説を言っている人が、幸福実現党なのよ*1。まあ、以前から幸福実現党は金融緩和を主張していたからなあ。
でも、幸福実現党はなあorz
*1:ざっと全文読んだ限り、ツッコミどころが見つからんかった。最後の部分に書いてある産業政策的な部分はどうかと思うが、これはどこの党も言っているしねえ