くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

藤井財務大臣VS亀井金融担当大臣

デフレ対策 閣僚意見分かれる(NHK)

政府が日本経済の現状について、物価が持続的に下落する「デフレ」に陥っていると認定したことに関連して24日の閣議後の記者会見で、デフレを止めるために政府が積極的に財政出動を行うべきかをめぐって亀井郵政改革・金融担当大臣と藤井財務大臣の間で意見が分かれました。

政府は先週、物価の動向など日本経済の現状について、物価が持続的に下落する「デフレ」に陥っているという判断を3年5か月ぶりに示しました。これに関連して亀井大臣は記者会見で、「40兆円近い需要と供給のかい離が起きて、日本がどんどん死んでいっている状況だ。財政と金融が思い切った形で出動しなければいけないが、日銀は寝てしまっているので政府の役割は非常に大事だ」と述べました。そのうえで「今年度の第2次補正予算案に11兆円規模の予算を提言している国民新党の考え方を具体的に反映させたい」と述べ、デフレを止めるために政府の積極的な財政出動が必要だという考えを示しました。一方、藤井財務大臣は「物価については、金融の役割も大事で、菅副総理兼国家戦略担当大臣のところで金融との話し合いをするかもしれない。需要不足への対策を財政出動だけでやるのは、主たる役割ではない」と述べ、デフレ対策は財政出動に頼るのではなく、日銀の金融政策も重要になるという認識を示しました。

NHKニュースは掲載時間が短いので、こちらに_〆(。。)メモメモ…

亀井金融担当大臣も金融政策の重要性を理解しているのでしょうが、日銀を信用してないんだろうなあ。まあ日銀がこの15年間やってきたことを思えば、そう思うのも無理ないか(笑)。藤井財務大臣の言っていることの方が筋は通っているけど、なんせあの「円高容認発言」の藤井財務大臣だしなあ*1

*1:逆に亀井金融担当大臣はTVタックルの影響で、好感度が急上昇中(笑)