くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

政府紙幣への道は遠い

女子リベblog経由で知ったのですが、財務省の天皇陛下御在位20年記念貨幣に関する議事要旨の存在を知りました。その内容を見てみると

経済金融危機に直面している現在の社会状況や、そのような状況を大変に心配しておられる両陛下のお気持ちも察して、過度に華やかとならないように執り行うことが肝要ではないか。この観点から、御在位10年記念貨幣に準じた取扱いをすることが望ましいのではないか。

今の風潮というのが、皇室に関しても、それから例えば政府紙幣の問題にしても、いろいろとセンシティブな時期なのではないか。今回の記念貨幣については、リスク管理的に、非常に保守的に物事を考えてやっても良いのではないか。とりわけこの貨幣の発行によって政府が利益を得ないということは難しいかもしれないが、利益を少なくするといったことを考えていただきたい。

最近の金融危機に絡んで、政府紙幣の発行論議といったことが特に政界等で盛んになっており、それと間違われないように限定的な発行にしたほうが良いのではないか。

通貨供給に影響を与えたり、退蔵資産になってしまってタンス預金が膨らんでしまうというようなことに余りならないように、限定的に発行したほうが良いのではないか。

景気の悪いときだからこそガンガン発行すればいいのにね*1はてブにも書いたけど、財務省は予算削る方向ばかりに努力するんじゃなくて、歳入増やす努力をすればいいのに。あ、予算削るのが仕事でしたか。そりゃ、歳入増やしたら困るよなあ。

*1:それこそガハハの大先生がやったみたいに(笑)